RINKO-KAKU【茶室】Project 2020
フォルゴ・アーパァード / Árpád Forgó
クゥルシ・ビクトリア/ Viktória Körösi
福田周平/Fukuda Shuhei
宮﨑優花/Miyazaki Yuka
リンダ・カラーラ/ Linda Carara
2020年11 月12日ー11月15 日
【参加作家】
リンダ・カラーラ( イタリア)
Linda Carrara(IT)
フォルゴ・アーパァード( ハンガリー)
Árpád Forgó (HU)
クゥルシ・ビクトリア(オーストリア)
Viktória Körösi(HU / AT)
宮﨑 優花(日本)
Miyazaki Yuka (JP)
福田 周平(日本)
Fukuda Shuhei (JP)
【アシスタントキュレーター】
ピンテール・ガボール(ハンガリー)
Pintér Gábor(HU)
【交流プログラム 】
トークショー
会期: トークイベント
2020 年11 月 14 日(土)
午後1:30 ~午後3:00
トークゲスト:
尾内 勝子(臨江閣観光ボランティア会)
鈴木 信幸(左官職人)
田中 龍也(群馬県立近代美術館学芸員)
テーマ: 臨江閣【茶室】建築について重要性と歴史
*座談会方式による主催者、一般参加者一 体となった談話会を試みた。
【会場】 臨江閣(国指定の重要文化財)
【助成】 東京藝大「I LOVE YOU」プロジェクト2020
【後援】 群馬県教育委員会 文化振興課 /
前橋市スポーツ文化国際課 / 上毛新聞社
※新型コロナウィルス感染症の影響で2020 年は海外作家の来日は断念し作品のみの参加となりました。
東京藝術大学「ILOVEYOU」プロジェクトで
臨江閣【茶室】プロジェクトが紹介されました。
At Tokyo University of the Arts "I LOVE YOU" project
The Rinko-kaku [Tea Room] project was introduced.
【臨江閣】RINKO-KAKU”茶室”プロジェクト2020」は、日本=ハンガリー友好150周年のアニバーサリーと紐づけてハンガリーを中心に活動するキュレーターPintérGábor(ピンテール・ガボール)氏の協力の元、3名の海外アーティストに加え日本人アーティスト2名によって構成されました。
この展覧会は三年間の継続するプロジェクトとして、2019年展からスタートし、「【臨江閣】RINKO-KAKU”茶室”プロジェクト2020」として、複数国のアーティストの招聘をおこないながらさらなる展開を試みます。各国のアーティストがお茶を振る舞う亭主のごとく、アーティストがしつらえる美術作品と、本格的な茶室やゲストを招きコラボレーションすることを通して披露する一つの美意識をご堪能いただければと思います。
世界的に感染拡大している「新型コロナウイルス(COVID-19)」の収束を願い、ひとつの” チャリティープロジェクト”として、展覧会カタログ及び各作家の限定作品が入ったマルティプル集とカタログを販売、および予約・購入の受付を行いました。
この「臨江閣【茶室】プロジェクト」のカタログ・マルティプル集で得られた義捐金は「新型コロナウイルス(COVID-19)」で世帯主を亡くした日本の子どもたちの奨学金として寄付されます。
緊急事態に見舞われた稀有な社会情勢の中で、美術の機能と役割を再考し、微力ながら支援の一助になればと思い継続する支援のプロジェクトとしても本展覧会が機能することを試行いたしました。
RIKO-KAKU【茶室】project事務局
ピンテール ガボール(Pararallel Art Foundation・テキスト アシスタントキュレーター)
今回、前橋の臨江閣【茶室】は、象徴的で豊かな歴史に満ちた空間とアーティストとの対話を言及することに挑戦します。群馬県の初代知事である楫取素彦(1829-1912)によって建てられた築130年の建物内の空間は、この特別な機会のために作成された新しい作品とインスタレーションと呼応しています。
5人の参加アーティスト、Linda Carrara(IT)、Árpád Forgó(HU)、Shuhei Fukuda(JP)、Viktória Körösi(HU / AT)、およびYuka Miyazaki(JP)は、ミニマリストで繊細なアプローチで伝統的な技法の現代的な解釈を探ります。彼らの焦点は、材料の研究、構造、形態、および次元間のバランスによって表されるリアル/矛盾の既知である感覚と認識されている機能の特徴を作品と空間から現します。空間に漂う銀箔、大理石の木のブロック、曲形をしたキャンバスオブジェクト、罅の入っ
た絵画がこのユニークなスペースに設置され、さまざまな角度から作品を発見したり、空間を移動したりしながら、瞑想することができます。
PINTER GABOR (Pararallel Art Foundation/Assistant curator, text)
This time, Rinko-kaku Tea House in Maebashi challenges the artists to get indialogue with a space full of symbols, references and rich history. A house within a130-year-old building complex, built by the first governor of Gunma, MotohikoKatori (1829-1912) hosts mostly new artworks and installations created for thisspecial occasion.
The five participating artists, Linda Carrara (IT), Árpád Forgó (HU), Shuhei Fukuda(JP), Viktória Körösi (HU/AT) and Yuka Miyazaki (JP), explore contemporaryinterpretations of traditional techniques with a minimalist and delicate approach.
Their focus is on the investigation of materials, the contradiction of their real/knownand perceived features that appear in the works represented by structures, forms and the balance between dimensions. Floating silver foliage, marble wood blocks,shaped canvas objects and the crazed paintings installed in this unique spacemotivate the viewer to discover the works from different angles, to move in the
space, but at the same time to hold and meditate.
PINTER GABOR (Pararallel Art Foundation/Assistant curator, text)
臨江閣【茶室】プロジェクト事務局
Email: abecbe.603@gmail.com | Tel: 090-7207-5435